宅配箱

恥ずかしいことですが今まで宅配ボックスは大きめの段ボールを置いていただけでした。 もう少しまともでかつ古民家に似合うものにできないかと思い、薪を運ぶのに使っていたブリキの箱を宅配ボックスにすることにしました。 そのままだと宅配ボックスと分からないのでクリの木で立札を作りました。

このクリ材は庭の栗の木を伐採してチェーンソーで製材したものを約1年自然乾燥しておいたものです。 洗面台の化粧材として使うために試しに木造りしたものの一部を使いました。

ただ表面に墨で字を書いてもにじんでしまうので彫刻刀で彫ることにしました。 字体は隷書体もどきです。

夜の空き時間を使ってコツコツ彫りました。 クリ材は繊維がしっかりしているのでとても彫りにくいです。 鉛筆跡を消しゴムで消すと木目の中に入り込んでしまって消しカスを掻き出すのがまたひと手間でした。

文字を筆ペンでなぞって完成です。

以前作った印鑑立てと合わせて置いてみました。 クリの立札はまだ白いですが、これから日光を浴びて黄色くなっていくと思います。