陰影礼賛

陰影礼賛
朝方のおえ(客間)の写真です。
縁側に差し込む朝日が障子を透過することで部屋全体が薄っすらと明るくなります。

こうした空間にいると学生時代に読んだ谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を思い出します。
暗い空間は嫌われがちですが、こうした空間は日本建築の歴史の中で生まれた独自の文化であり、今後も大切にしていきたいと思います。