木製の窓
柳屋にはアルミサッシや樹脂サッシ、木製サッシといった既製品の窓はありません。 大工さんが木で枠を作り、開く部分については建具屋さんが作った木製窓を、開かない部分はガラス屋さんに直接ガラスを設置してもらっています。 設計段階で雨風・紫外線による経年変化は想定していましたが、こうした雪の吹き溜まりによる水の吸い込みという現象はあまり考えていませんでした。 この吹き溜まりが徐々に融けていく過程で建具の小口から水を吸い込み、室内側に雨染みとして表れてきます。 乾けば問題ありませんが、少し美観を損ねるのでこうした吹き溜まりがあった場合はすぐに掃くようにしています。 既製品のサッシでは気になりませんが、無垢材を使っているとこうした部分でも少し気を使ってあげる必要があります。