豆柿
夏の頃庭にブルーベリーより少し大きい実をつけている木があることに気が付きました。 一体何の木なのかとずっと思っていると、秋ごろにようやく柿の木であることが分かりました。 実がとても小さかったのでまだ若い木なのかな程度に考えていました。 ところが、調べてみると実は豆柿という種類であり、これ以上大きくならないそうです。 霜が降りる頃には写真の通り干しぶどうのようになって食べれるそうです。 豆柿の主な用途は柿渋づくりです。 柿渋は昔の防虫防腐剤で豆柿が最適なのだそう。 今はすぐにネットやお店で物を購入してしまいますが、自宅の敷地内で塗料の原料まで作り、それを消費する。 こうして古民家に暮らしていると、まだまだ昔の人の考えから学ぶべきことがあると感じました。