天板づくり
勤めていた事務所を辞めて柳屋で本腰を据えて仕事をするにあたって今まで仕事机が仮初めだったので、この機会に場所に合わせて新しく作ることにしました。材料は5年前に伐採した屋敷林のケヤキです。ずっと倉庫の軒下で自然乾燥させてありました。4枚あるうちの一番端の部分を使います。他の3枚はもう少し乾燥させて応接机の天板にしたいと思います。
ケヤキはとても硬いので丸鋸の刃がなかなか進まず、カットするだけでも一苦労でした。ノタ部分をぎりぎりまで使って接ぎ合わせているので板同士の接着面が1cmくらいしかないところもあります。なので今回は接着剤は使わず、裏側に反り止め兼つなぎ材をくっつけることで一枚の板にしました。6cmで製材してもらった板はねじれや反りを取って4cmの厚みまで落ちました。
少し奥行は狭いですが、作り付けの本棚と巾と高さを合わせることで広い仕事机が出来ました。脚はまだ仮のものなのでこちらも後々作っていきます。