エンジュ

エンジュ
先日仕事机の天板をケヤキで作りました。脚は仮のものでササっと作ったのですが、やはりとても使いにくかったので脚も作ってしまうことにしました。材料はこれも5年前に伐採した屋敷林のエンジュです。鬼門に植えると魔除けになるといわれている木です。実際に鬼門である北東に植わっていました。完全に伐採したわけではなく、手入れのできる範囲で残してあります。最初は何かの框材として使おうと厚めに製材してもらってありました。ただ乾燥中にかなり虫食いにあってしまったのとねじれや反りがひどく出てしまって厚く使うのは難しくなってしまいました。応接間の端にある仕事机の脚になら丁度良いかなと思い今回はこの材料を使うことにしました。

槐
削ってみるとエンジュらしい黒っぽい綺麗な木目が出てきました。白太部分の白と赤身部分の黒のコントラストがエンジュの特徴で、よく床柱などに使われます。

あまり時間もなかったのでほぞ組にはせず、ビス止めで簡単に作りました。手持ちで持っていた既製品のカラーボックスも机下に入るように切り縮めて見える表面に杉の化粧板を張ってみました。これでひとまず仕事に取り掛かれる環境が整いました。