犬走り修復

犬走り修復
土部分の雨落ちを修復し終えたので今度は土間部分の犬走りと雨落ちを直します。下屋から落ちてくる雨や雪の影響で縁石がどんどん流れ出てしまい、その流れ出てしまった位置で土間コンクリートを打ってあったので雨が跳ね返って新しく入れた柱に当たってしまっている状況でした。柱の表面が大分傷んできてしまっていたので早急に対応せねばということで意を決して取り組みました。5年も放置してしまったのは流石にプロにお願いしないと無理かなという思いがあったからですが、本職ではない大工さんがやっているのを見て意外とできるのかな・・・?と思い挑戦してみることにしました。まずは建物から均等に離れを測って真っすぐに墨を打ちました。

犬走り修復
次にダイヤモンドカッターでコンクリートに切れ込みを入れてハンマーで土間コンクリートをたたき割ります。コンクリートが5cmくらいの厚さだったので2~3cm切れ込みを入れれば簡単に叩き割ることができました。最後の方だけ10cm以上打ってあったのでこの部分をはつるのは苦労しました。薪割りで使う楔とハンマーで何とか少しずつ欠いていきました。

犬走り修復
土間をはつり終わったあとは土を取り出してしっかりと強度がありそうな砂質土まで根切りをしました。重機があれば一瞬で終わるような仕事ですが、鍬一本なので土を掘るだけの作業でも小一時間かかってしまいました。次はここに砕石を入れていきます。