歪みの確認

歪みの確認
土縁のある古民家の調査を続けています。大きな増改築を3度程経ていると思われる建物はあちこちでレベルや造りが違うため中々図面の整合をとるのが大変です。プラス経年による建物の歪みもあるためなおのこと帳尻が合いません。何度も測ってどこがおかしいか確認しています。この日は建物の歪みを確認しました。レーザー墨出機で水平と垂直の狂いを確認します。改修に当たっては水平垂直をできるだけ元に戻してから工事をすることが望ましいですが、予算の都合や歪んでから増築されてしまった部分などもあるため全てを直すのは難しいです。どこで線を引くかとても難しく悩ましい問題です。