古民家調査

古民家調査
相談を受けている古民家の調査を行いました。まずは間取りをとり、怪しい箇所の床下をチェックしました。床がたわんでしまっていた箇所の板をめくると根太が折れていました。華奢な材であったことと外側からの湿気で腐朽と蟻害を受けたためだと考えられます。既存調査では必ず床下を確認する必要がありますが、古民家の場合床下点検口は無いので畳をめくった下にある荒板を外す必要があります。板がただおいてあるだけなら簡単ですが、釘で止まっている場合は少々大変です。回数をこなしているうちに段々板を外すのも慣れてきました。