「 風 景 に な る 建 築 」

建築は、人が暮らすために
つくられます。

同時にそれは、街の喧騒から
切り離された、
静かな時間が流れる場所です。

私たちが大切にしたいのは、
日々の営みの中で、
疲れた心をそっと癒し、
心静かに過ごせる空間であること。

そのために私たちは、
土地や建物を丁寧に観察し、
その場所の背景を読み解きます。

空間に心地よい「奥行」を与え、
光と影が生み出す「陰影」を
そっと落とし込むこと。

木や土といった伝統的な素材を、
主張しすぎず、静かに、
五感に馴染むバランスで
調和させていくこと。

そうしてつくられた空間は、
年月を重ねるほどに
その土地や暮らしに馴染み、
美しい風景になっていきます。

建物の構造に素直であること。
人間の心と身体に快適であること。

時を重ねながら、
そこに暮らす人、訪れる人が
ふっと心を落ち着けられる
場所であること。

そのためにできる最善を考え、
ひとつひとつの設計に
向き合っています。
調査風景
建物調査の風景