一度天井を解体する
この吊棚は冷蔵庫置場の横に設置する棚でポットやトースター、炊飯器など使用頻度の高い家電を置く場所です。2期工事の段階ではまだどのような棚にするか決めていませんでした。住み始めて検討した結果、足元はごみラック置場として使えるようフリーにしたいので棚は吊ることにしました。2期工事で天井の石膏ボードまで張っていただいているので一度ボードを剥がして、根太の間の断熱材を取ります。表しになった2階の床を支える根太に吊棚用の骨組みを吊り下げます。



棚を付ける
棚が取り付く横の壁もボードを一度剝がして骨組みを差し込みました。背面の壁に棚を支える受け材をそれぞれビス止めして棚板をのせれば完成です。背面の壁は断熱エリアと非断熱エリアの境であり、断熱材が入っているため棚板を壁の中にのみ込ませて支えるという方法はとりませんでした。棚板は屋敷林を伐採して外壁板と2階床の一部に使った残りの杉板を使用しています。



周りの壁を塗って仕上げる
吊棚を設置したところで壁を塗りました。吊棚の右横が冷蔵庫置場、下がごみラック置場になります。天井から吊り下げるので強度が少し不安でしたが、骨組みの吊木と受け材の接合をホゾ差しとビス止め併用にしたのでぐらつきもなくかなり頑丈にできました。もう少し細い材でも十分だったかもしれません。