2025年10月10日
「土縁のある古民家」は床組が徐々にできてきました。普通の在来工法の住宅であれば土台が基礎に緊結されるので1階床の剛性はそれほど気にするところではありませんが、古民家など石場建ての場合は柱脚が基礎に固定されていないため1階 […]
2025年9月22日
「土縁のある古民家」も土壁の補修を進めています。床を組む前に隠れてしまう部分で土壁が充填されていない箇所を埋めていきます。本当は全面土壁を落として再度塗り直した方が良いですが、時間がとても足りないので最低限の補修に留めま […]
2025年7月25日
古民家の耐震性能を限界耐力計算で評価するときに全面土壁となっている部分は重要な耐震要素になります。ただ床をはがしてみると写真のように土壁が途中で止まっていることがよくあります。この状態のままだと土壁本来の耐震性能が発揮で […]
2025年7月12日
「土縁のある古民家」はお施主さんが大工さんなので一人で工事を進めています。仕事の合間に進めていくかたちなので進捗はゆっくりですが着実に前に進んでいます。以前建てたケヤキの古柱の両隣の柱の添柱もしっかりと設置されていました […]
2025年7月2日
「土縁のある古民家」は解体工事が終わりました。在来浴室だった場所は案の定軸組が腐朽と蟻害でひどい状況です。貫はほとんど残っておらず、柱も1mくらいはスカスカの状態です。ここから根継や交換などをして健全な軸組に戻していきま […]
2025年6月24日
古民家などの古い建物は必ずと言っていいほど建物が経年で傾いています。基本的には耐震改修をするのであればその傾きは直す必要があります。ただ残留傾斜を直すにあたっては多額の費用を要します。曳家さんにお願いして要所要所をワイヤ […]
2025年5月23日
「土縁のある古民家」はお施主さんによる構造補強工事が少しずつ進められています。働きながらの工事なので時間のやりくりが本当に大変だと思いますが、着実に前に進んでいます。今回は折損の可能性がある柱を添え柱で補強しました。専用 […]
2025年5月18日
柱2本目が建ちました。こちらは1本目よりも細いので比較的すんなり建てることができました。柱頭部分にはしっかり込栓を打ってもらって完成です。この家の象徴的な場所になると思います。
2025年5月16日
「土縁のある古民家」1本目の柱が何とか建ちました。2本あるうちこちらの方が太くて重いので難易度が高く少し時間オーバーしてしまいました。これでも元の長さから1m近く短くしています。ジャッキも無い頃の大工さんは一体どうやって […]
2025年5月15日
「土縁のある古民家」の柱建てが始まりました。2~3日でケヤキの古柱を2本建てます。重量が凄いので大工さん2名、お施主さん1名、設計者1名の計4人で建て起こします。