2025年7月12日
「土縁のある古民家」はお施主さんが大工さんなので一人で工事を進めています。仕事の合間に進めていくかたちなので進捗はゆっくりですが着実に前に進んでいます。以前建てたケヤキの古柱の両隣の柱の添柱もしっかりと設置されていました […]
2025年7月11日
縁側の床板を塗装しました。埃だらけで薄汚れた感じだった縁側ですが綺麗に掃除をしてオイル塗装をしてあげると見違えるようになりました。今までは縁側は半屋外の扱いだったのでサンダルで歩いていましたがこれからは掃除をしっかりして […]
2025年7月2日
「土縁のある古民家」は解体工事が終わりました。在来浴室だった場所は案の定軸組が腐朽と蟻害でひどい状況です。貫はほとんど残っておらず、柱も1mくらいはスカスカの状態です。ここから根継や交換などをして健全な軸組に戻していきま […]
2025年6月26日
柳屋の縁側はおそらく後年に増築されたものです。桁と柱の仕口には込栓が見られないので長ほぞであるかどうかが分かりません。ただ桁の継ぎ手部分に柱が建っている場所もあるのでそこから推測するにほぞ長さは60mm程度になるかと思わ […]
2025年6月25日
鴨居が垂れて建具が動かなくなっていた箇所をジャッキアップして元の位置に戻しました。上げた鴨居は吊束に向かって構造用ビスを打ち込みました。これで鴨居はある程度水平になったのですが、今度は潰されていた建具が平行四辺形に変形し […]
2025年5月23日
「土縁のある古民家」はお施主さんによる構造補強工事が少しずつ進められています。働きながらの工事なので時間のやりくりが本当に大変だと思いますが、着実に前に進んでいます。今回は折損の可能性がある柱を添え柱で補強しました。専用 […]
2025年5月18日
柱2本目が建ちました。こちらは1本目よりも細いので比較的すんなり建てることができました。柱頭部分にはしっかり込栓を打ってもらって完成です。この家の象徴的な場所になると思います。
2025年5月16日
「土縁のある古民家」1本目の柱が何とか建ちました。2本あるうちこちらの方が太くて重いので難易度が高く少し時間オーバーしてしまいました。これでも元の長さから1m近く短くしています。ジャッキも無い頃の大工さんは一体どうやって […]
2025年5月15日
「土縁のある古民家」の柱建てが始まりました。2~3日でケヤキの古柱を2本建てます。重量が凄いので大工さん2名、お施主さん1名、設計者1名の計4人で建て起こします。
2025年5月14日
「土縁のある古民家」は柱の引抜き防止対策として柱頭柱脚金物の設置を進めています。この古民家は少し特殊な造りをしていて、半分が昭和の中期に増築されています。伝統構法の名残りを残しつつ、今主流となっている在来工法の継手・仕口 […]