JSCA関西の講習会で大阪に行ったので併せて建築見学もしてきました。大阪は1日だけの滞在で、半日は講習会だったので安藤さんのこどもほんの森だけ見る予定でしたが、少し時間が余ったので中ノ島美術館もエントランスホールだけ見てきました。
こども本の森は小さいながらも安藤さん得意の地下空間が外観からは想像できない奥行を生み出していました。中ノ島美術館は黒い塊の中にくり抜かれたヴォイドが色々な方に抜けていて、適度に暗い空間はまるで大きな洞窟に入ったかのように感じました。
途中名古屋に宿泊したので以前から行ってみたかった半田にあるミツカンミュージアムも見学してきました。ここはミュージアムだけでなく、運河を取り巻くミツカンの工場群なども含めてとても統一感ある美しい風景が広がっていました。ミュージアム自体もミツカンの歴史をエンターテイメント性を持たせつつ見て回ることができ、とても楽しく見学することができました。展示内容も興味深いものが多く、時間が足りないくらいでした。
ミツカンミュージアムから歩いて行けるところに国盛酒の文化館という施設があったのでこちらも見学しました。昔の酒蔵を酒造りの資料館としたものですが、先のミツカンミュージアムと共通する部分も多かったので併せて見ることでより理解が深まりました。おいしいお酒の試飲もさせてもらえて、思わず一本購入してしまいました。
JSCA関西の講習会に始まって、久しぶりに建築見学もできてとても充実した旅行になりました。